4月21、22日に行われた放送大学の面接授業、「発音クリニック2」について復習用にまとめます。
講師:南九州大学 准教授 松本ソニア先生
日本人が苦手な発音や間違いやすい部分をうまく説明してくださる先生でした。
目次
Day1
発音の重要性
英語学習において、発音を重要視しない声やブロークンでも大丈夫と言った声がしばしば上げられるが、そうではない。
かんぺきな発音にする必要はなくても、これだけは抑えておかないと何を言っているか理解されないというポイント、コツがある
また、普段日本人がカタカナで使っている英語もあり、会話が通じない原因になる場合がある
例:バケツ、カリスマ、キャリア、ツアーなど
英語の上達には基本的な発音を抑えることが必須
Long Vowel Sounds(長母音)の練習
まずは日本語の「え、い、あ、お、う」に近く比較的簡単な長母音の練習から。
例:say → see → sigh → sew → sue
日本語の発音よりもっと舌と唇を使う。
例:「う」/u:/
くちぶえを吹くようにくちびるをとがらせてうーと発音する。
先生の発音を聞いてどの母音に当てはまるか当てる小テストあり。
Short Vowel Sounds(短母音)の練習
/ i: / vs / I / vs / e /
/ i: / イーと伸ばす発音
/ I / 短いイ
/ e / 日本語のエにけっこう近い
例:heel → hill → hell
これも比較的かんたんでも舌と唇の動きに日本語との違いがある。
「エ」はあごを意識して下に下げる
Syllables(音節)と Word Stress(語強勢)
音節ごとに区切る練習。
音節は基本的に母音がくる部分で区切られる。
日本語→すべての文字に母音が入る
英語→母音が入らず子音が続く部分がある
この違いがあるために日本人はすべての子音に母音を入れてしまうクセがある。
それが英語を発音したときに違う単語に聞こえる原因のひとつになっている。
たとえば エクササイズ(e-ku-sa-sa-i-zu)6 syllables
exercise(ex-er-cise)3 syllables
音節を分けたら、どの箇所を強くストレスをかけて発音するかを確認。
例:photograph / photographer(フォトグラフ / フォトーグラファー)
名詞・動詞が変わってしまう単語もある(例:present、present)
Day2は次の投稿につづく
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